エリートと教養 4 知識は「教養」か

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出典: WirelessWire News

教養のあるなし、ということのなかに、知識のあるなしが、少なくともある程度含まれていることは、間違いありません。他書からの受け売りですが、ある翻訳書のなかに、「それはあたかも雪の中で聖ベルナルドゥスに出会った想いであった」という一文があったそうです。確かに十二世紀フランス、クレールヴォウに聖ベルナール(フランス語流、ラテン語表現では「聖ベルナルドゥス」)として知られる著名な説教家がおりました。原著が英語だったようなので、原文は<Saint Bernard>とあったのでしょう。訳者は、辞書でこの語を引き、クレールヴォウの聖ベルナールを引き当て、そのラテン語型に戻るべき、と考えて、この訳文が生まれたものと思われます。しかし、「雪の中で」この聖人に出会うことにどのような意味があるのでしょうか。この聖人に、吹雪の中で人助けをした逸話でもあったのでは、という憶測が働いたのでしょうか。この文脈

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