スーパー書評「漱石で、できている」6ホセ・オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』

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出典: WirelessWire News

この名著の翻訳は、いま生きているものだけで、私の知る限りでも四種類あります。中公クラシックス版の寺田和夫訳、白水社Uブックス所収の桑名一博訳、神吉敬三訳のちくま学芸文庫所収のもの、そして岩波文庫所収の佐々木孝訳、いずれも、文庫本かそれに近い普及本の形式になっていることでも、極めて人気のある原著であることが判ります。
四人の訳者を生年とともにご紹介しましょう。この時代(私自身も含めて)の知を求めていた人々にとって、この書がどれほど同時代的な衝撃力を発揮したか、という点にも目をとめて欲しいからです。個人的なことになりますが、一九三二年生まれの桑名氏を除けば、他の三人の訳者にはいずれも面識があります。
寺田氏は一九二八年生まれ。面識どころでなく、学生時代、少壮人類学者、アンデス文化研究の専門家として活躍中であった氏に、大学で初級スペイン語の講義を受けています。神吉氏(「かんき」とお読

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