「音楽 その光と塩」 6. クラシック音楽とエンターテインメント

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出典: WirelessWire News

クラシック音楽、とりわけ声楽の世界では、エンターテインメントとの領域区分はかなり曖昧になります。クラシックの歌手と認められている人の中には、ほとんどクラシック音楽の教育を受けなかった人もいました。まあ、現在では余りありそうにない話でしょうが。
日本で典型的なのは、不世出のテノールとして一世を風靡した藤原義江です。彼の幼少期は、イギリス人(スコットランド出身)の父親と芸者との間に生まれたという条件と時代の雰囲気から、生活や教育についての不幸を抱えていたといわれます。日本人離れした風貌を買われて、沢田正二郎の新国劇に参加したこともありました。しかし、股旅ものや任侠ものを売り物にする新国劇には、充分な活躍場所は、当然、なかったはずです。
結局は、浅草オペラで少しずつ頭角を現します。もっとも、ここで最初の妻となった、遥かにオペラで先輩の歌手・安藤文子に寵愛されたことが、出世の原動力とな

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