人生には「お通し」が必要である ウイスキーと酒場の寓話(36)

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出典: WirelessWire News

居酒屋で飲んでいると「おっと、ここでこれ来ますか!」ということがたまにある。これ、意図して注文したものというよりは、その日によって異なる「お通し」などに良くある嬉しい不意打ちなのだ。
ずいぶん前のことだが、東京・恵比寿の居酒屋のお通しが「カスベの煮凝り」だったことがある。意表を突かれるどころか、しばし唖然茫然、子供の頃に住んでいた家の台所が「脳内スワップ領域の最深部から前頭葉にオンメモリ」となり、食器棚などまでがくっきりと浮かんできて頭の中が占拠されてしまった。軟骨にまとわりついているエイの身を燗酒で食べながら、「これ、炊きたての白い飯に乗せて食べると、煮凝りが融けて美味いんだよな」と思うのだった。30年以上の空白を経て懐かしい味に不意を突かれたわけで、これは効いた。
日替わりの3点盛りのお通しを出してくれる居酒屋に行ったときには、その中に「こんにゃくの刺身」があって、これもやら

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