「音楽 その光と塩」 2. 違いの判らない男

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出典: WirelessWire News

昔、ネスカフェ ゴールドブレンドの名CMに「違いのわかる男」というシリーズがありました。それぞれの分野で道を究めたような有名人をフィーチャーしたもので、人々の憧れを誘ったものでした。今回は、情けないことに「違いの判らない男」としての私の話です。
永年チェロを弾いているというと、よく受ける質問の一つに「チェリストでは誰がお好きですか」というものがあります。私の中にも、一応の回答の準備がないわけではありませんが、好き・嫌いについて言及するためには、そもそも一人ひとりの演奏家の違いを少なくともある程度は判らなければなりません。
それくらいは、私にもできるつもりです。まず、パブロ・カザルスの音は本当に独特で、カザルスのレコードがかかっていたら、私でも恐らく一音聴いただけで、それと判断するでしょう。今、日本でも最も人気のあるチェリストの一人、ミシャ・マイスキーの音も独特で、聴けば「ああミ

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