反東京としての地方建築を歩く09「東北住宅大賞の10年(後編)」

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出典: WirelessWire News

豪雪の冬を受けとめる住宅
あいだに東日本大震災を挟み、一年休むことになったが、2010年度の第五回は3.11の二日前に見学した木曽善元による横手の家[13]、2012年度の第六回は蟻塚学による冬日の家[14][15][16][17]が大賞となった。ともに豪雪地帯における冬の住宅のあり方を探求したもので、いずれも家がかなり雪に埋もれた状況で現地審査も行われた。ともあれ、再び第一期の東北らしい二作品のタイプに戻ったが、基本的に東北住宅大賞は第一期と第二期の都市住宅を両端としながら、様々な家を審査しているのかもしれない。

冬日の家を設計した蟻塚は、広島の建築家、三分一博志の事務所で修行し、地元の弘前に戻った。ゆえに光や風の流れを計算し、特徴的な断面構成をつくる師匠の手法を継承しているが、広島とは違う豪雪地帯においてデザインは別の展開を遂げている。蟻塚は、病院の跡地である東西に細長

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